赤坂浄苑について

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伝燈院 赤坂浄苑 副住職 角田賢隆

副住職 角田賢隆

「ありがとう」(有ルコト難シ)

あけましておめでとうございます。

明治まで日本には誕生日を祝うという習慣がなく、数え年で年齢を表しておりました。数え年とは生まれた時を一歳とし、お正月(元日)を迎えると一歳年をとる数え方です。
元日とは一年を無事に生きられたことをご先相さまに感謝する日なのです。(年初にその年の繁栄を願い自宅にお招きする「歳神さま」は、古い先祖の生まれかわりとされております。)
また、「一年の計は元旦にあり」という言葉に代表されるように、旧年から新年に切り替わるリセットの日でもあり、新たに日標を立てる大切な日でもございます。

昔話に「念仏ばあさん」というお話がございます。
あるところに「念仏」の好きなおばあさんがおり、「なんまんだぶ」と唱えるたび「かめ」の中に葉っぱを入れておりました。
やがておばあさんは亡くなり閻魔さまのもとへ連れていかれます。
閻魔さまはおばあさんを見るなり地獄行きを命じるのですが、納得のいかないおばあさんは、持参した「かめ」を差し出し信心深さをよく調べてほしいと懇願します。
「そこまで言うのであれば試してやろう」
閻魔さまが鬼に命じ、大きなうちわで扇がせるとたちまちに葉っぱは全て吹き飛んでしまいます。
「ほら見たことか、お前の念仏はすべて空念仏だったのだ」恐ろしい声におばあさんはうなだれます。
その時、鬼が気づきました。「閻魔さま、奥のほうに一枚だけ残っています」「かめ」の奥底で小さな葉っぱが一枚だけ、ぴらぴらとなびいて残っていたのです。
それは昔おばあさんが大きな雷にあった際、救いを求め心の底から叫んだ「なんまんだぶ」でございました。
「一つだけでも残っておったか。ではお前の地獄行きは免じてやろう」
こうしてなんとかおばあさんは極楽に行けたというお話です。

赤坂浄苑「参拝カード」の裏面を見ていただきますと当院住職の開苑当初の思いが記されてございます。

「ありがとう」(有ルコト難シ)

皆さまがよくお使いになる「ありがとうございます」という感謝の言葉ですが、実は一番身近な仏教用語でございます。語源は「有ること難し」。ありえないことが起こったという意味で、昔は神仏に対してだけ使われておりました。「ありがとう」は感謝の心を最大限に表す言葉なのです。

平成二十五年に開苑いたしました「赤坂浄苑」ですが、今年の四月で十年目に突入いたします。新年を迎え心機一転新しい目標を定めるにあたり、「空念仏」や「絵に描いた餅」にならぬよう、初心を忘れず、皆さまとの「ありがたい」仏縁を大切に勤めてまいりますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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安心して通える身近なお寺

家族のかたちも多様化し、故人の御霊をお納めするご供養のかたちも変化しています。
当院は皆様が安心してお参りができるお墓、気軽に仏教に触れ合える新しいスタイルのお寺をコンセプトにこの「赤坂浄苑」を建立いたしました。
跡取りのない方でも安心して納骨できる「永代供養」
納骨の故人様に対しては毎日のご供養に加え年二回の合同法要。その他、坐禅会・仏事勉強会・様々な催事を開催しております。
参加はご自由ですが、様々な活動を通じ思い立って(発心して)仏門に帰依したとの要望あれば「戒名授与式」にてご戒名をお授けいたします。
門戸を広げる為、宗旨・宗派を問わず無宗教の方でも納骨できるお墓としております。
皆様にとって安心してお参りできる開かれた霊園であり、開かれたお寺であるよう日々勤めております。

合同法要の写真
お参りの様子

後に残されるご家族と故人とが、いつも繋がりを感じられるよう、気軽にお参りできる環境と、永代のご供養を提供するサロン風の納骨堂を、東京・赤坂にお造りしました。
交通至便で、宗教・宗派を問わず、ご希望により戒名授与も承っております。
赤坂にお越しの折、ご見学頂ければ幸いです。

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