ご契約者インタビュー 10

来るたびに心地良い時間を過ごせています。

来るたびに心地良い時間を過ごせています。

赤坂浄苑ご契約者
上田玲子 様

赤坂浄苑ご契約者様の素顔や暮らし方をリラックスした雰囲気の中で語っていただくこのコーナー。今回は着物姿がよく似合う上田玲子様にご登場いただきました。

荘厳さとモダンさが調和するデザインに感銘

- お墓探しで大切にされていたことを教えてください。

上田:主人の家のお墓が丹波というかなり遠いところにありまして、「お墓を持つなら東京がいいね」と言っておりました。その上で宗教不問であり、しかもデザイン的にも魅力のあるものを選びたいと思っていました。
そんなときに赤坂浄苑と出会ったのです。すぐに気にいりました。交通の便が良いこと、そしてそれ以上に空間のデザインに感銘を受けました。金の柱のあしらいの素晴らしさ、そしてそこに光が注ぎ、荘厳な感じがしながら、モダンでシンプルであることに魅せられました。
後で設計されたのがインテリアデザイナーの高取邦和先生とお聞きし、さらに驚いたのです。学校が私と同じ東京芸大。しかも私がインテリアコーディネーターの資格を取るために学んだモビリアインテリアカレッジで教えていらっしゃったからです。とてもご縁を感じています。

銘板に子どもたちへの教訓を残す

- 銘板に「無」という言葉を用いられた理由は何でしょうか。

上田:子どもが4人とも娘だったこともあり、亡くなった主人が、家紋や家の名前を入れずに好きな字にしようということになったのです。
その結果、選んだのが「無」という文字だったのです。ただその際に本人が草書体が良いと言っていたものですからモデルになる文字を探しました。その中で空海が座右の銘とした「無道人之短 無説己之長」の言葉に出会い、そこにある「無」という文字を使わせていただいたのです。「人の短所を言う事なかれ、おのれの長所を説くことなかれ」という意味があり、子どもたちに教訓としても残せると思いました。

フラワーアレンジメントも受講

- 赤坂浄苑で開講しているフラワーアレンジメントの教室にも参加されているそうですね。

上田:お花はきれいで心を癒してくれます。またそれを作品に仕上げるには色の組み合わせなども考えないといけませんし、また手先に神経を集中させて動かさないとバランス良く仕上がらないので精神的に辛かった時にとても役に立ちました。

- 今日は着物姿でいらっしゃいますが着物は若い時からお好きだったのですか。

上田:亡くなった母がお茶をやっておりまして着物をいつも着ていました。生前はまったく興味がなかったのですが、形見として受け継いで着るようになったのです。帯と着物の組み合わせなどもゼロから教わりました。
今日は好きな七宝模様の着物と春らしい桜の入っている帯をコーディネートしてみました。七宝模様は仏教的にも深い意味があり、また人の和にも通じると聞いています。着物はいろいろと決まりがあるのですが、それがまた楽しいところですね。主人の家系が呉服問屋の多い近江商人だったことも着物を通して子どもたちに伝えられるのではないかと考えています。

- 本日はありがとうございました。

インタビューを終えて

終始穏やかに微笑みを浮かべながら話された上田様。空間やお花、着物まで美を大切にする心とご家族を愛する想いもインタビューから伝わってきました。