会いたいときにすぐに会いに行ける墓苑
- 赤坂浄苑のお墓のご購入は、都内の屋内墓苑を見学できるはせがわシャトルバスツアーがきっかけになったと伺っています。そのバスツアーのことは、どのような時にお聞きになったのでしょうか。
齊藤様:平成30年に父が亡くなりましたが、我が家にお仏壇がありませんでした。お仏壇探しにはせがわの銀座本店にお邪魔したときに、お店の人に教えてもらいました。お仏壇について何もわからない私に親切に説明していただき、とても好感を持ちましたので、それなら行ってみようと思ったのです。そこに人の温もりを感じました。
お姉様:弟から、時間があったら一緒に行ってみないかと誘われ、私も参加しました。
- 屋内墓苑に対する印象はいかがだったでしょうか。
齊藤様:父は昔の人間でしたので従来のお墓に入りたいと思っていたかも知れません。しかし、屋内墓苑なら夏も涼しい場所でお参りができますし、駅からも近いので会いに行きたいときに会えます。きっとこれなら父も喜んでくれると思いました。これが遠くの霊園なら1日がかりになり年を重ねれば重ねるほど辛くなってくると思います。もともと齊藤本家のお墓は八王子にあるのですが、やはり遠かったのです。今後のお参りを考えて屋内墓苑だと思いました。
お姉様:私は少し抵抗があったのですが父が託した弟が決めたことだからと任せていました。でも、お参りに来るたびに最初に感じた抵抗は自然に消え、ここを選んでくれた弟に感謝が深まってきました。父の誕生日は2月ですが、寒さを感じることなくお参りができました。また、弟は以前から父が経営していた自動車整備工場を受け継ぎ、私もそのお手伝いをしています。何しろ古い工場ですから、先日の台風の際も心配になったのです。心の中で「お父さん、工場を守ってね」と祈っていました。無事に台風が通過した翌日には、その報告に、お参りに来ました。そういった時以外でも父に報告があるときは、仕事を終えてから来ています。夜間のお墓参りというのは、通常の霊園だと行きにくいですが、ここなら、安心して手を合わせることができます。弟が言うように会いたいときにすぐに会いに行けて、快適にお参りができることが素晴らしいと思います。
第一印象の良さで決めた赤坂浄苑
- ツアーでははせがわの屋内墓苑を幾つか見学されたと思いますが、赤坂浄苑に決めた理由は何でしょうか。
齊藤様:どの屋内墓苑も華やかさがあり、素晴らしいと思いましたが、赤坂浄苑は入った瞬間に心が落ち着くように感じ、一目惚れしました。私は第一印象を大事にするタイプなのですが、一歩入った瞬間に心を惹かれました。
その上、わが家は曹洞宗でしたので宗派も合うと思ったのです。また、法要などで館内の施設を利用できることも有難かったです。
実は、父は生前に近場でお墓を購入していました。葬儀のことで相談した際、ご住職が代替わりしたこともあって、いろいろと条件が変わったのです。それなら別のところを探そうということからお墓探しが始まり、赤坂浄苑に決めました。お陰様で心配していた法要と納骨式、新盆、そして一周忌とここで執り行うことができました。きっと父も落ち着いて眠っていることだと思います。
楽しみなイベントとお参り帰りの赤坂での食事
- 赤坂浄苑で購入して良かったと思うことは何でしょうか。
お姉様:様々な催し物があることですね。昨年のお正月は、祈祷会にも参加させていただきました。その際に聞いたお経が、とても清々しくて胸に響き、この一年、いい年になりそうだと思えました。
齊藤様:機会があれば落語会などのイベントにも参加したいと思っています。
お姉様:私も仕事から解放されたら、フラワーアレンジメントを習いたいですね。
齊藤様:場所が赤坂にありますから、お参りの後に食事をして帰るのも楽しみになっています。今日はどこに行こうかと携帯などで調べるようになりました。また、スタッフの方が明るくて、親切なことも有難いと思っています。今では来るたびに冗談なども言える仲になりました。
ずっとまっすぐで相手への気遣いを忘れなかった父
- 赤坂浄苑で眠るお父様の思い出を教えてください。
齊藤様:亡くなる前日まで一緒に働いていましたから、なかなか信じられませんでした。仕事一筋で経営者というよりは、現場上がりの職人でした。そんな父でしたから棺に納めるときの服はあえて会社のユニホームにしたのです。皆からお父さんらしいねと言われました。
お姉様:一番父らしい旅立ちの姿だったと思います。駆け引きが嫌いで、誠実にまっすぐに生きる父の思いを受け継いでいる弟の振る舞いは、まわりの人にも伝わるのでしょう。「代は替わっても安心だ」と取引先からもよく言われます。また父は職人気質で不器用なように見えても、相手の気持ちを察する繊細さがありました。そんなところも弟は継いでいるのではないでしょうか。法要から納骨まで弟のお陰で無事に進みましたが、私はきちんとお別れができていない…。そんな気持ちを察し、納骨式の際、本来なら喪主である弟が遺骨を納めるところを私の腕に抱かせてくれました。
齊藤様:お仏壇探しから生まれた縁ですが、ここまで実を結びました。きっと父も笑顔で見守ってくれていることと思います。
- ありがとうございました。