ご契約者インタビュー 21
赤坂浄苑ご契約者様の素顔や暮らし方をリラックスした雰囲気の中で語っていただくこのコーナー。今回は戒名授与式などにも参加され、赤坂浄苑に親しみを感じていただいている田村一美様にご登場いただきました。
すべてが希望通りだった赤坂浄苑
- 赤坂浄苑をお選びになった理由は何でしょうか。
若いときは樹木葬に憧れ、埼玉の山深い場所にお墓を購入していたのですが実際に主人が亡くなった際は私も高齢になり、お参りに行くことが難しく思われました。また子どもたちからも都内のほうが良いと言われたため、都内にある墓苑を探すことになったのです。
でも何軒か、現地に足を運びましたが思ったようなお墓が見つかりませんでした。そういった中で娘がインターネットで見つけたのが赤坂浄苑でした。
早速、娘と2人で見学に行ったのですが建物の洗練された雰囲気やスタッフの温かい人柄、赤坂見附の駅からの近さや価格などもすべて希望通りでした。その上、管理するお寺様が田村家と同じ曹洞宗であり、親近感も持てたのです。見学後すぐに契約を済ませ、スタッフの皆さんとご相談し、四十九日の法要を兼ねた納骨式を無事に執り行うことができました。
生きる力を得た素晴らしい戒名
- 赤坂浄苑では2021年に戒名授与式にも参加されています。その理由を教えてください。
2年前に体調を崩し、また年齢的なことも考え、自分自身の葬儀について赤坂浄苑に相談していましたし、戒名についても考えるようになっていました。その中で主人の七回忌を迎え、そこで生前戒名について問い合わせたところ、たまたま近いうちに戒名授与式が行われるので参加してはどうでしょうかと勧められたのです。スタッフの方を全面的に信頼していたこともあり、迷うことなく参加いたしました。そこでいただいたのが「花徳美麗大姉」という素晴らしい戒名だったのです。私が花に対して深いこだわりを持っていたこともその文字に注がれ、大変に感動いたしました。そしてこの名前にふさわしい人物になろうと心を決めたときに生きる力が湧き、体調の悪い最中でしたが元気になろうと思うようになったのです。おかげ様であの頃よりは健康状態も回復いたしました。
たくさんの優しさが溢れた墓苑
- 花に対して深い想いをお持ちになのは、なぜでしょうか。
私は幼年時代を樺太で過ごしました。小高い丘にはユリやナデシコ、オダマキの花、海辺の畑にはジャガイモ畑の白や紫の花が一面に咲いていました。その後にロシア軍の侵略から必死で逃げた体験が重なったからでしょうか。のどかで平和な花たちの風景が忘れられず、私自身の葬儀についても花の希望などを細かくお話させていただきました。
- ご自身にとってお墓とはどのようなものでしょうか。
また赤坂浄苑はそのような場所になっているでしょうか。
赤坂浄苑に来ると人を迎える優しさを感じます。その意味で私にとってお墓とは、優しさが集まる場所のように思います。
私は、地元地域で民生委員をやらせていただいた経験がありました。お話をいただいたときはまったく自分には適していないと辞退させていただいたのですが、強く推されてお受けしたのです。そして2期にわたり務めさせていただく中、その職務の尊さに大変に心を打たれ、これこそが私の天職だと思えました。また支援させていただいた方から大変に感謝され、人に優しさで尽くすことの大切さを学ぶことができました。
そのため、人に対する温もりはその優しさにあることについて深く考えるようになっていたのです。
赤坂浄苑は、心を穏やかにさせてくれる空間で花など用意せずに手ぶらで来られる施設、そしてスタッフの皆さまとのふれあいや戒名の件をはじめ、葬儀の相談などここに来るたびに優しさを感じています。
2人の子供たちが、健康で色々なことに興味を持ち、日々懸命に生きている姿を見て、親として誇らしく思える自分を 今、幸せに思っております。 また、長女は「自分も赤坂浄苑に…」とも言っております。私達にとって「赤坂浄苑は第2の館(やかた・家)」と思っております。
- 本日はありがとうございました。
インタビューを終えて
和服の似合う田村さん。お茶や油絵、編み物など優雅な趣味に彩られた美しい日々と人に対する優しさを大切にされる生き方への想いが伝わってくるようなインタビューでした。