ご契約者インタビュー 22
赤坂浄苑ご契約者様の素顔や暮らし方をリラックスした雰囲気の中で語っていただくこのコーナー。今回は墓苑への希望条件をすべて満たしていた赤坂浄苑に深い満足を感じていただいている西村柚美様にご登場いただきました。
会いたいときに気軽に参拝できる場所を
- 赤坂浄苑を知ったきっかけは何でしょうか。
2017年の10月に急に主人が亡くなりました。葬儀は都内で執り行ったのですがその後、主人の実家の習わしで菩提寺である曹洞宗の寺院で再度の葬儀と納骨のために和歌山県に行くことになりました。新幹線の名古屋駅から在来線に乗り換えるそのルートは主人と、お盆の帰省などで何度も来ていて、車窓から見える風景もよく覚えていたのですが、一人旅ではとても遠く感じました。
その時にお骨を分骨し、納められる墓苑が都内にあればもっと気軽に主人に会いに行け、またいつか私が亡くなったときもそこに入ることができると思ったのです。
主人の親戚とも相談し、アドバイスも頂戴しましたが、最終的には都内に納骨できる場所を探そうと自分で決断いたしました。そこで私は、相続の件など様々な片づけが済んだ年明けすぐにインターネットで「曹洞宗」「納骨堂」「23区」で検索しました。するとトップに赤坂浄苑のホームページが出てきたのです。
交通アクセス、最寄り駅からの近さ、そして建物のイメージなどすべて私が希望していた条件に適っていました。さっそく当時の家の近くにあったはせがわの店舗を訪ね、見学の申し込みをいたしました。
すべてが思い描いていた以上の墓苑
- 赤坂浄苑に見学に来られたときはどのような印象をお持ちになったでしょうか。
入った瞬間にホテルのロビーのような洗練された雰囲気を感じました。私たち夫婦は特別な趣味はなく、あるとしたらホテルでゆっくりとディナーを楽しむくらいだったのですが、中を見学させていただいているときに虎ノ門のホテルオークラに2人で出かけたことなどを思い出しました。それほど頻繁ではありませんでしたがクリスマスシーズンなどはライトアップされた街の散策を兼ねてホテルのレストランでゆったりと食事をしたものです。
実際に赤坂見附駅から赤坂浄苑まで歩いてきましたが徒歩すぐでこの距離なら、今よりも年をとってもなんとか来ることができると思いました。そして駅から街の風景を見ながら、改めて実感したのは、ここが赤坂であることです。
建築士だった主人が最初に手掛けたビルがすぐ近くの虎ノ門界隈にあったこともあり、よく仕事帰りに仲間といっしょに赤坂で愉しんだことなどの話もしていましたので、赤坂見附にあるこの墓苑ならきっと満足してくれるだろうと思いました。
屋内墓苑であることにも満足いたしました。私たち夫婦には子どもはおりませんでした。ですからいつか私が亡くなり、お墓参りなどをしてもらうとなると来てくれるのは都内に住んでいる姪などの親戚になります。その際にまったくお手入れの必要がなく、お花やお線香も不要なこの屋内墓苑ならお参りに来てくれた人たちに手間をかけさせないで済みます。様々に掛かるお金も一括で納めておりますので迷惑をかけることもありません。遺された人たちに煩わしい想いをさせたくない。それもお墓探しの大切な条件でしたがすべてが私の思い描いていた以上の場所でしたので十分に納得して契約。一周忌法要の際に分骨していたお骨を納骨いたしました。
お墓とは、安心の暮らしに感謝できる原点
- 納骨を終えられたとき、どのような想いをお持ちになったでしょうか。
ほっとしました。主人が亡くなったときは、急だったこともあり、また長男でしたので故郷の土地など相続のことでその手続きが大変だったのです。主人が亡くなったことは大変にショックでした。長く患っていれば心の準備もでき、もしかしたら自分の亡きあとのことについても主人から何らかの説明がもらえたのかも知れません。しかし、まったく予期していなかったことでしたから、すべてを把握することから始め、一つひとつ手を打っていきました。ただ、いつまでもメソメソしているのは苦手な性格でしたのでいろいろな専門家の方のお力を借りながらテキパキと解決していきました。
ですからいつか、私が旅立ったときはそういったことで親戚を煩わせないよう、この機会に身辺整理もいたしました。私がいずれ入る場所を決めておくことも大事な整理の一つであり、それが無事に見つかったという意味でも肩の荷が下りたような気持ちでした。不思議なことに納骨を済ませた日は私にとっては義理の母、主人の母の祥月命日だったのです。今回の納骨を主人といっしょに見守ってくれているような気がいたしました。
- 法要などでも赤坂浄苑をご利用になった感想はいかがだったでしょうか。
三回忌法要も赤坂浄苑で行わせていただきました。一周忌や三回忌の法要で集まってくれた親戚は「きれいだね!」と言ってくれています。何より一階ロビーでお茶を飲む優雅な時間を皆が気に入っています。もう一つ、感心したのはホテルのような雰囲気がありながら、法要の儀式や唱えていただいたお経が大変に立派だったことです。
生前、主人の両親の葬儀や法要などで和歌山の菩提寺のものを見てきましたが、そのときの内容とまったく遜色がなく、またご住職の真心がこもっていることが伝わってきました。また、お彼岸の墓前供養の際は主人やご先祖様が微笑んでいるように感じました。建物や空間は今の時代にあったスタイリッシュなものですが、やはり亡き人と繋がる場所ですので法要など仏教的な要素がしっかりとあることにも安心しております。
- 西村様にとってお墓はどのようなものでしょうか。
日々を安心して暮らせることを改めて感じられる原点のような場所ではないでしょうか。主人の月命日には必ず来るようにしています。私はベジタリアン料理を教えている関係でその食材を仕入れる先が表参道にあるのですが、そこで食材の確認などの用事を終えた後にもよく立ち寄るようにしています。ベジタリアン料理を勉強したきっかけは若い頃に健康を害し、何度も入院したことがあったからなのですが、今は健康を取り戻し、仕事をはじめ、このように赤坂浄苑に来ることもできています。そしてお参りに来るたびに今回も無事に来られてよかったと感謝し、安心しています。
- 本日はありがとうございました。
インタビューを終えて
歯切れの良い語り口調で赤坂浄苑の魅力を語っていただいた西村さん。清々しい雰囲気でインタビューを行うことができました。