ご契約者インタビュー 23
赤坂浄苑ご契約者様の素顔やらし方をリラックスした雰囲気の中で語っていただくこのコーナー。今回は赤坂浄苑への改葬を終え、家族ごいっしょのお墓参りを行えることに深い満足を感じていただいている今野強様と奥様の恭子様にご登場いただきました。
“家族いっしょ”のお墓参りを考えて改葬を検討
- 山形県のお寺の墓地からお墓を移されたとお聞きしています。改葬をお考えになった理由は何でしょうか。
ご主人:もともと仕事の関係で山形と東京を往復していましたが、やがて住まいを購入して定住し、酒田市内に家もあり、妻の父が眠るお墓も持っていました。しかし、子どもたちが大学や大学院をそれぞれ卒業し、自立したことをきっかけに東京に戻ってきました。それが18年前です。
奥様:東京に出てからも10年間は山形にお墓参りに行っていましたが、いつしか2人のどちらかが1年の中でお墓参りに行くことになっていました。孫もいますし、母も健在ですから家族みんなで行きたいという希望もありました。子どもたちにはお墓やお寺の大切さ、そしてお盆などの意味なども小さい頃から教えてきましたし、孫たちにもこれからも体験させてあげたいという思いが強くなり、いつしか東京にお墓を移したいと思うようになっていったのです。
- 赤坂浄苑を知ったきっかけは、何だったのでしょうか。
奥様:お墓探しでは、以前と同じ曹洞宗であることを希望していました。
もともとうちの近くで探していて候補にあがった墓苑があったのです。ただ宗派がちがうことが気になっていました。そのことをスタッフの方に率直に申し上げましたら、赤坂浄苑を教えてくれたのです。
- 赤坂浄苑を初めて見学されたときの印象を教えてください。
奥様:スタッフの皆さんがやさしい笑顔で迎えてくれました。そこにはまるで家族を迎えるような温かさが感じられて、とてもいい印象を持ちました。
ご主人:はせがわさんの社員の方も礼儀正しく、またこちらの聞きたいことに誠実にお応えいただきました。ホテルのロ ビーのような洗練された空間も素晴らしいと思いました。はじめて納骨堂タイプのお墓に来たのですが、想像していた以上でした。
奥様:入った瞬間にほっとしましたね。人も建物も心を癒やしてくれる場所のように感じました。
お墓を大切にしていく想いを受け継いでほしいから長男名義で購入
- 赤坂浄苑に決められた理由は何でしょうか。
ご主人:やはり近いところですね。義母も健在ですからいっしょに無理なく来られるところにもこだわりました。ここなら電車で30分、車でも30分ですし、申し分ありませんでした。またスタッフのお人柄も建物も十分に気に入りました。ただ最終的に購入する意志を固めたのは、息子が「赤坂浄苑ならいいね」と言ってくれたことです。何よりこれからお墓を守っていく息子の決断を尊重したかったのです。お墓参りは、これまでも家族いっしょに来ていました。子どもたちが小さかった頃は、私たち夫婦 がお墓を守っていましたが、そろそろ次の世代のことを考えるときが来ているのだと思います。
奥様:お墓を守るのではなく、入る立場になりますから(笑)。ですから息子やそのお嫁さんを含めて、家族といっしょに相談しながら決めてきました。
ご主人:そこで名義も息子にしたのです。私たちから息子、そして孫の世代へとお墓を大切にしていく想いを受け継いでもらいたかったからです。ですから息子が赤坂浄苑を気に入ってくれたときは、ほっとしました。
- お墓を購入し、納骨を済まされたときの心境を教えてください。
奥様:心配していたお墓じまいも問題ありませんでした。また洗骨関係も滞りなく終えることができました。すべてがスムーズにいったことに感謝しましたし、ここなら頻繁に 会いに来られるので父を寂しくさせないで済むと思うと安心しました。父は社交ダンスの教師をしておりましたのでおしゃれな赤坂の街はきっと気に入ってくれていると思います。
- 納骨後、お墓参りはどのようにされていますか。
奥様:夫婦はもちろん、息子や孫ともいっしょによく来ます。お盆、お彼岸、お正月と年間イベントに赤坂浄苑に来ることが入っています。その中で孫たちはお仏壇に手を合わせ ることも習慣になっていき、しっかり次の代に先祖様を敬う気持ちは継がれているようです。
ご主人:娘もおりまして4年前に結婚しましたが、それでもお墓参りは娘たち夫婦も日にちがあえば来てくれています。
奥様:希望していた通り、家族全員でのお墓参りが叶い、「今日はお墓参りに行く日」と日をあわせてみん なで来ることが今では楽しみの一つになっています。
切り絵アーティストとして活躍し、作品を赤坂浄苑に
- 奥様は切り絵アーティストとして「夏樹圭」のアーティスト名でご活躍され、蓮の作品を赤坂浄苑に贈呈されています。切り絵アーティストになられた理由を教えてください。
ご主人:もともと妻が6年前にパーキンソン病を発症しまして手と足が震える状態でした。パーキンソン病を宣告されてから、自分自身でいろいろなことを勉強し、症状の改善につながりそうなことを試す中で見つけたのが切り絵でした。絵を描いて、それをカッターナイフで切り抜き、切り絵を完成させていく中で手の震えが止まることがわかったのです。それ以来いろいろな作品を手掛け、インスタに投稿しはじめたのですが、それ を見て、いろいろな方からオファーをいただくようになりました。
奥様:もともと絵を描いていたわけではありません。何かリハビリになればと思ってはじめただけなのですが、インスタを勧めてくれたのは息子のお嫁さんです。ある日、「投稿してみれば?」と言われたのがきっかけで、その方法を手取り足取り教えてもらいました。
ご主人:京成押上の駅には、 彼女のつくったパンダの作品が飾られています。
奥様:他にも様々な方からインスタを通してお声をかけていただき、展覧会も開催する予定です。
- 特に思い出に残っている作品を教えてください。
奥様:ある日、主治医である順天堂病院の先生に切り絵を作成してから手の震えが止まった話をしたのです。
その瞬間、その先生は感激して泣き出されたのです。日増しに改善していくことを自分のことのように喜ばれたのだと思います。そのお礼に作った作品が寅の切り絵です。先生が寅年であることにちなみ、自作の詩を添えてお贈りした作品がとても思い出に残っています。
- 蓮の作品を赤坂浄苑にお贈りした理由は何でしょうか。
奥様:作品自体は1年前に完成し、リビングに飾っていたのです。その中で我が家に来られた方の中に「この絵を見るとほっとする」と話される方が何人かいたのです。その言葉で思い出したのが、いつも気持ちを和ませてくれる赤坂浄苑でした。その感謝の気持ちを込めて11月に納めさせていただきました。
- きっと赤坂浄苑に来られる方もほっとした気持ちになると思います。
本日はありがとうございました。
インタビューを終えて
インスタの写真技術の向上も兼ねて赤坂浄苑で開催される写真教室にも参加されている今野様ご夫婦。今度は戒名授与式に参加したいと話されていました。