1日の夕刻に石川県能登地方で発生しました地震により、お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りしますと共に、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
また、現在も援助や救助にあたられております方々の、安全を祈念し敬意を表します。
伝燈院 赤坂浄苑は東京の別院であり、本院は石川県金沢市にございますが、ご本尊さまが落下するなど被災いたしました。
住職は本院での「祈祷会」のため金沢に居り「命の危険を感じる揺れだった」とおっしゃっておりましたが、不幸中の幸いで怪我もなく元気にしているそうでございます。
震災を受け1日以降の自粛も検討いたしましたが、「楽しみにされている方もいるのだから」との意向で、赤坂浄苑での1月1日~3日三日間の「新春祈祷会」と1月3日の「餅つき大会」は、通常通りの形で開催させていただきました。
三日間で延べ500名を超える方にご参列いただき大変盛況でございました。
金沢本院を心配してくださり沢山の「お見舞い」や「お布施」を頂戴し、深く感謝申し上げます。
また、毎年多大なるご協力をいただいている広告代理店の「産通」さま、葬儀社の「孝行舎」さまへもこの場を借りて深くお礼申し上げます。
ご祈祷した「お札」は1月中エントランスにおいてございますので、ご自由にお持ちくださいませ。
暗いニュースが続きます。心配し、共感し、悲しむのは人として大切な感情ですが、このような時に何より必要なのは「元気でいる」ことでございます。
かの偉人が残した「元気があれば何でもできる」を胸に頑張ってまいりますので、今年一年よろしくお願い申し上げます。
皆さま方の「身体健全」「諸縁吉祥」ならんことを祈念いたします。
伝燈院 副住職 角田賢隆 拝